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以前はお寺での葬儀が多かったのですが、最近はホールでのお葬式も多くなりました。

喪服を着る方も少なくなり、商売柄少し寂しい思いです。
 お葬式でみんな喪服を着たら……と考えることがあります。

 喪服には家の紋が入ります。

女性の場合、経済的な言い方をすれば、お金の出どころで紋が入ることが多いのではないかと思います。

古くなったので喪服を作り替えるということも今ではなくなりましたが、作り替えるときは嫁いだ家の紋が入ります。
お嫁入りのとき持ってきた喪服は実家の紋、新しく作った喪服は嫁いだ家の紋、同じ喪服でも紋が違います。

また、本家と分家では、分家が本家に控え、少々紋を変えることもあるそうです。


お葬式で皆が一斉に紋入のきものを着た場合、多くの紋が並ぶのが想像されます。
それは故人がどれだけの家やその家族の人たちとこの世で繋がりがあったかということが想像され、何となく有り難い気持ちになります。


結婚式も同じです。留袖には紋が入り、結婚式にはご両人を囲む一門が揃います。
自分の繋がりの家紋をたまには辿ってみたいと思います
 

2012-06-15 19:53:00

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