×

CATEGORY

CATEGORY

CONTENTS

HOME»  ブログ記事一覧»  店日記»  晒(さらし)

晒(さらし)

晒(さらし)

 

 

 

東日本大震災から一年が経ちました。

 

被災された方々には本当に言葉もありません。私たち、また私自身もいろいろなことを感じる一年でした。

 

 

 

昨年から、緊急避難グッズの中の晒を納品する機会に恵まれました。

晒は私の中でも特別な存在なので、万が一の際お役に立てますように、そんな気持ちでいっぱいです。


晒といってもピンとこないかもしれません。日本手拭いにつかわれているのが晒です。晒はいろいろ使える万能の布です。さらしは通気性がよく、すぐに乾きます。そういう点では切りっぱなしがやはりいいと思います。糸が出てきますが、何度も何度も洗っていると止まります。手拭いがいい味を出してきたころ、糸のほつれもなくない、柔らかないい感じになっています。


昔は布巾によく使っていましたが、今はもっと吸水性良く使いやすい品がたくさんありますので使われることも少なくなりました。タオルより毛羽立ちがありませんので、楽器に使われる方もいます。


晒はランクでいうと、文(ぶん)、岡(おか)、特岡とあります。日本てぬぐいでも、プリント柄の手に入りやすいものは文か岡、注染やオリジナル手拭は岡クラスが多いでしょうか。下着に使われるのはさらにしっかりした特岡といったところ。


ハンカチとして持つときは文クラスの方がかさばらないので、お手頃なプリント柄のものを好みで使っています。

スープなどお料理で濾すのに使うときは目が粗い方が好まれますし、浴衣の肩当てなども文晒の方が好まれるようです。

岡は岡できりっとしていて、手拭いもやっぱりいいです。用途、お好みで選んでくださいね。



晒の用途は本当にさまざまです。

濾す、巻く、包む、保護する、拭く、運ぶなどの機能があり、用途としては、包帯にする、タオルやキッチンペーパー、ふきんにする、下着やおむつなどとしても使えます。

お子様のおんぶ紐としても代用できます(最低でも兵児帯、約4mは必要でしょうか)。

また、帯状疱疹を患っている方で、体に巻くのに晒がいいからと利用されている方もいました。



この晒、端にちょこっと切れ目を入れるとあとは手で裂くことができます。

 

さらしを裂いてみました

 

こちらも裂いてみました

 

 たて、よこ、まっすぐいけます。これが結構クセになるくらい気持ちいいです。

 生地の耳に沿って裂けば、紐としても使えます。包帯としても好みの巾になるので、晒は結構便利です。

 使いたい包帯の巾がない時、広い巾のものを作りたい時など、ぜひお試しください。

 

 

2012-03-12 23:04:00

店日記   |  コメント(0)   |  トラックバック (0)

 

コメント

お名前
URL
コメント

トラックバック

この記事のトラックバックURL
https://www.kikuya-5fuku.biz/app/TrackBack/receivetb/SID/x6794715/EID/126

トラックバック記事一覧